聞いたことはあるんだけどという人、なんとなくでやってるという人は、ぜひきちんと理解しましょう。
解りやすくするために、ここでは色の付いていないグレーの絵柄で見て行きます。
写真データというものはピクセルという細かい点からできているという話を画像解像度のところでしました。
例えば63個のピクセルでできた絵があるとします。63画素ですね。
この絵は6種類のグレーでできています。これをバラバラにして、色の濃い順番に並び替えたらどうなるでしょうか。
なにやら棒グラフができました。これがヒストグラムです。
ヒストグラムとは、「統計で、度数分布を表した柱状グラフ」のことで、簡単に言うと棒グラフのことです。
6種類のグレーなので、6階調ということですね。本当は0〜255の256階調(8bitカラーの場合)で出来ています。カラーの場合はRGBだとR(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)それぞれが256階調あります。その三つが集まって、色が表現されているのです。「R:56、G:120、B:213」という感じです。
ヒストグラムはどうすると出てくるかというと、イメージから色調補正、レベル補正で出てくるグラフが、ヒストグラムです。
photoshopCS2では、情報、ナビゲータと並んでヒストグラムというパレットもありますね。
ヒストグラムについては理解できたでしょうか。
写真を明るさの分布で表示したグラフということです。
ではこのヒストグラムで何ができるのでしょうか?
ヒストグラムの使い方は次回。