現在、WEBで使われている写真画像のほとんどはJPEGです。
データを軽くするために開発された圧縮方式で、一般的には非可逆圧縮(圧縮したらもとに戻らない)のフォーマットです。
Photoshopで保存する場合、画像オプションで画質を0〜12まで選択でき、数字が小さいほど画質が低いけれどデータは軽く、数字が大きいと画質が綺麗だけれどデータは軽くならなりません。
形式オプションのベースライン(標準)は、ほとんどのブラウザで認識される形式が使われます。
ベースライン(最適化)は、カラーが最適化されるので、標準と比較すると、小さなファイルサイズになります。
プログレッシブは、画像がダウンロードされるとき、まず荒い画像が表示されて、選択した数だけだんだん綺麗な画像が表示されていきます。
WEBブラウザによっては、ベースライン(標準)以外の形式オプションのJPEGファイルをサポートしていないものもありますが、今現在、ほとんど気にしないでいいでしょう。
「WEB用に保存」でも詳しく設定して保存できます。
メールに添付する場合にもJPEGですね。
インクジェットで出力するような画像の場合は、WEBで使う画像とは比較にならないほどデータ容量(サイズ)が大きいものです。
なので、JPEGで圧縮しても、プリントしたものでは圧縮する前との違いはまず分かりません。しかし、圧縮を繰り返すとどんどんと劣化していくのが非可逆圧縮の特徴なので、何度もJPEGで保存を繰り返すことは避けなければなりません。
完成してレイヤーも統合したデータを、CDに焼くときなどにJPEGを利用するといいでしょう。
画質は12を選びましょう。
それでもPSDなどに比べて、驚くほどデータが軽くなります。
念のため、オリジナルデータは可逆圧縮などの保存形式(TIFFのLZWなど)でとっておいた方がいいかもしれません。
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