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スキャンから出力までの手順

Photoshopの使い方の手順を書いておこうと思います。
とりあえずどんな流れなのか。
主に私がネガなどから、色見本通りに出力する場合です。

1.スキャニング
フィルムスキャニングの手順でスキャン。

2.ノイズを低減
フィルタのノイズを低減で、カラーノイズを低減(PhotoshopCS2以前の場合はカラーモードをLabモードにして、aとbにダストアンドスクラッチを3〜5くらいかけて戻す)を最初にします。
これを一番最初にすることで、色の調整により疑似カラーが目立ってくるのを防ぎます。
(デジタルカメラのデータの場合は最近はほとんど必要ないかもしれません)

3.プリントサイズにリサイズ。
最終的に必要なサイズに変更してからレタッチをすることで、余計な手間を省きます。
余計に大きいままだと、縮小すると見えなくなるゴミまで消すことになったり、効率が悪いです。
(デジカメの場合は最初からアンシャープがけっこうかかっている場合があります。フォトショップでレタッチする場合などは、カメラの設定でアンシャープを弱くしておいた方がいいでしょう。くっきりした画像データを縮小したとき、斜めの線がギザギザになったりする場合があります。一度目的のサイズの2倍の大きさにリサイズしてから、目的のサイズに縮小すると、斜めの線も綺麗になるはずです。ホームページのサムネイルの電線がギザギザしてしまうのを防ぐのにも使えます。)

4.一度目のゴミとり。
最後にアンシャープマスクをかけると思わぬゴミが目立ってきますので、最後にもゴミとりをしますが、最初のゴミとりで100%表示で画面の隅々まで見ることで、ニュートンリングやスキャニングのミス(振動によるズレ)などが無いかの確認の意味もあります。これらに気がつかずに最後までレタッチすると、凹みます。修正可能な場合はまだいいですが、場合によってはスキャニングからやり直しです。

5.16bitにしてレベル補正、トーンカーブで全体の調整。
スキャニングは8bitで問題ありません。カラーノイズを低減する前に16bitにしてもいいですが、ここで16bitにしても大差ないと考えて問題ありません。
パソコンのスペックに余裕があれば、ずっと16bitで作業するのがもちろんいいのでしょうが、8bitで調整レイヤーを増やして行き、統合する前に16bitにしてからレイヤーを統合し、8bitにもどせば、ずっと16bitで作業していたのとほとんど同じです。
(16bitにして作業するのは、トーンジャンプ、バンディングを防ぐためです。デジカメの場合、フィルムのように粒子が無い分、余計にシビアです。デジカメデータは基本的に16bitでレタッチした方がいいと思います。)

6.部分的な色調整
主にトーンカーブを調整レイヤーとして使います。マスクをつかって、トーンカーブを部分的に適用していきます。とにもかくにもトーンカーブとマスクです。Photoshopは、トーンカーブとマスクを理解すれば、色に関してはほとんどできると思っていいでしょう。

7.テストプリント
縮小して、本番と同じプリンタで、同じペーパー、同じ設定で出力します。そしてモニタの画像ではなく、テストプリントの画像をレタッチする気持ちで、全体的、部分的に色を合わせていきます。テストプリント→レタッチを何度も繰り返して、目的の色に仕上げて行きます。プリントの設定を保存していても、何の拍子で変わってしまうかわからないので、きちんとメモをとりましょう。

8.アンシャープマスク
プリントサイズに応じてアンシャープマスクをかけます。場合によっては、レイヤーを複製してからアンシャープマスクをかけて、マスクや透明度などでシャープネスのかかる場所、かかり具合を調整します。何枚もレイヤーをつかって、段階的にアンシャープマスクをかけることもあるでしょう。ノイズが不必要に目立ってこないように注意。

9.最終ゴミとり
最後にもう一度100%で画面の隅々まで見ながらゴミをとります。なにか問題がないかチェックする意味もあります。また、ゴミでなくても、ゴミに見えるようなものは消してしまっていいでしょう。

10.本番出力
テストと同じ設定で出力します。

以上が、だいたいのphotoshopでの出力までの手順です。
場合によってはフィルタも使いますし、カラーモードの変更などもします。
20枚、30枚と同時に作業する場合は、まず全部スキャンして保存、全部ゴミとりして別名保存、全部モニタで色を合わせてまた別名保存、テスト1回目別名保存、2回目別名保存…と、同じ作業をまとめてやります。そしてその都度別名で保存。ネガが汚い場合などは、ゴミとりの連続はキツいですが、トータルの作業は早くなるはずです。

Photoshopの出力までの手順をザッと書きましたが、これから詳しく突っ込んで書いていきたいと思います。

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