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フィルムスキャニングの実際

 EPSONスキャンには、ホームモードとプロフェッショナルモードとがありますが、もちろんプロフェッショナルモードでスキャニングしましょう。
ホームモードでは細かい設定ができません。

 スキャナによって、フルで6400dpiや4800dpiでスキャンできるように作られています。
これは、4800dpiなら、4800dpiのスキャナであると考えて下さい。
 フラッドベッドスキャナは、一列に並んだCCDでスキャニングします。
そのCCDが4800dpiで作られている以上、その整数分の1で読み込むことが高画質のカギになります。(これが以外と知られていません。)
「解像度360dpi、出力サイズA3」と指定すると、「360dpiでA3にプリントするピクセル数」になるような解像度でスキャンしてくれるということで、360dpiでスキャニングしているということではありません。数値的にはフィルムサイズによって、例えば873dpiでスキャニングというような中途半端なことになっていると思って下さい。
指定した解像度でスキャニングするには、出力サイズを「等倍」と指定します。
解像度とサイズを指定したものと、きりのいい解像度で、サイズを等倍にしたものとを、同じサイズくらいになるりょうにスキャニングして比較すると、その違いが分かると思います。
少し古いスキャナなどでは、その違いが顕著です。

 プリントするサイズ、もとのフィルムサイズによって、スキャンするべき解像度は変わってきます。
 それを知るためには、実際にフォトショップで新規ファイルをつくるのが一番簡単です。
プリントするサイズで、360dpi、データが大きすぎる場合は180dpi(キヤノンのプリンタの場合は300dpiか、150dpi)で新規ファイルを作ってみます。
そして画像解像度で画像の再サンプルのチェックを外して、ドキュメントのサイズに実際のフィルムのサイズ(2.4cm×3.6cmなど)を入力してみます。するとその時に出て来た解像度の数字が、フィルムをスキャンするべき解像度の数値です。
6×6のフィルムの場合、40cm角に360dpiでプリントすることを考えると、スキャンするべき解像度は2400dpiになります。
4800の整数分の1ということを考えると、だいたいこの数字が4800、2400、1200に近ければその解像度で読み込めばいいのですが、1600に近い場合には、整数分の1では無いけれど、1600dpiでスキャンした方が奇麗かもしれません。
 一般的に画像のリサイズは、拡大よりも縮小の方が奇麗だと言われます。
無い情報はいくら拡大しても出てこないのは当然ですが、少し拡大するだけなら大きく縮小するよりも綺麗かもしれません。
 1800dpiでスキャンするべき場合などは、2400dpiでスキャンして、リサイズ、シャープネスをかけたものと、1600dpiでスキャンして、リサイズ、シャープネスをかけたものとを、レイヤーを重ねて、100%表示にして、上のレイヤーの表示、非表示を繰り返して、どちらがより適しているかを確認するのがいいでしょう。
 このスキャンして確認、という作業はどの設定が一番適しているのかを知るためにすごく大切です。
アンシャープマスクも弱、中、強などあるので、全部試してみましょう。
事務所のスキャナでは、アンシャープマスク弱で、他の粒状低減、ホコリ除去などは画質が低下するので、すべてオフにしています。
最初の一枚でテストをして、設定を決めれば、あとは同じようにスキャンすればいいのです。

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